実はVIO脱毛の照射中に濡れてしまうことはあります。
VIO脱毛をしたいけれど、刺激や見られた恥ずかしさで濡れてしまったり、施術スタッフさんに気づかれてしまったらと考えると恥ずかしくて緊張してしまう。
ですが生理現象なので施術スタッフさんは気づいても気にしません。それなのに濡れてしまうことが不安であることを理由にVIO脱毛自体を諦めてしまうのはもったいないですよね。
この記事ではVIO脱毛中に濡れてしまう理由を知って、その対策を詳しく解説していきます。
1. VIO脱毛の照射中に濡れることはある
VIO脱毛とは、Vライン(ビキニライン)、Iライン(女性器の両側そく面)とOライン(肛門の周り)を脱毛することです。
VIOはデリケートな部分だけに、照射の機械を皮膚にあてたりすることが人によっては刺激と感じてしまい施術中に濡れてしまうことはあります。
照射前に皮膚への負担を減らすため大抵のサロンやクリニックはジェルを塗布しますので、気付かない可能性も高いですし、たとえ気づいていても担当者は特に気にしません。仮に濡れてしまっても生理現象なので意識する必要はありません。
ですが、できたら濡れずに安心して施術を受けたい心情は共感できます。
慣れてくると次第にそのような心配もなくなりますが、ここでは少しでも安心してVIO脱毛を始められるように、濡れてしまう理由やできるだけ濡れない対策を解説します。
次の章では、まず濡れてしまう理由を具体的に説明していきます。
2. VIO脱毛中に濡れてしまう理由
性的に感じていなくてもVIO脱毛中に濡れてしまう原因は大きく分けると3つあります。それぞれを具体的に見ていきましょう。
陰部を見られているという緊張感
施術の際は、至近距離で陰部を見られることは避けられませんので、それだけで緊張をしてしまい濡れてしまう場合もあるでしょう。
私の場合は、最初のうちは『彼氏にもこんなに至近距離で陰部を見られたことがないのに』と正直動揺を隠せませんでした。結局少しじわっと濡れました。スタッフさんが気づいたかは聞いていませんので定かではありませんが、何の反応もありませんでした。
外部からの刺激によって濡れる
施術中に感じる刺激で濡れてしまうこともあるでしょう。たとえば照射するときは皮膚への負担を和らげるため冷たいジェルを塗布しますが、その冷っとする感触や、そり残しを除毛するときの電気シェーバーの振動のくすぐったい感じ、照射するときの皮膚を引っ張たり、抑えたりするときに感覚などが考えられます。
もちろん施術スタッフさんが直接女性器にジェルを塗布したりさわることはごくまれだと思いますが、周辺を触られているだけで反応してしまって濡れてしまうこともあるでしょう。
おりもので濡れる
生理終了後の約1週間から10日目くらいまでは排卵期で体調によっては「おりもの」が多く出るとき場合があります。特に排卵期後半になると白い塊のおりものが出ることがあります。
施術中に万が一出てしまうことがあっても、これも致し方ないことですので動揺することはありません。
3. 施術者にはどう思われているか?
施術スタッフさんに濡れてしまった場合どう思うのかを実は聞いたことがあるのですが、回答は「ジェルが塗布されているため、濡れてしまってもたぶん気づかない。」というものでした。
万が一、濡れていることに気づくことがあっても同じ女性なので心情が理解できるため何とも思わないそうです。またスタッフさんは、
仮に気づいてもそのままにするか、垂れるくらい多く出ている場合は黙って軽くシートをあててふきとります。
とプロフェッショナルなお答えでした。
施術スタッフさんは同じ女性ということもありこちらの気持ちを察してくくれるためそこは安心ですが、やはり濡れるのは恥ずかしいということなら次の章で説明する対策を講じましょう。
4. 濡れないためのVIO施術前の対策
VIO脱毛中に濡れないようにするために、実は予約の段階からできることがあります。
当日の不安解消にもつながりますので出来る事はしておきましょう。
排卵期を避けて予約を入れる
排卵期はおりものが一番多くでますのでこの時期を避けましょう。
排卵期は生理が終わってから約1週間から10日目になります。とくに排卵期後半は白濁したおりものが出やすくなります。
大体の生理日は予約を外すと思いますが、生理予定日から2週間は予約を避ければ安全でしょう。
自己処理は丁寧にしておく
施術の前日にVIOラインは自己処理をしますが、そり残しの無いようにできれば電気シェーバーで綺麗に整えましょう。
そり残しがあると照射による火傷が起こりえるためスタッフさんは細かくそり残しが無いかを確認します。
電気シェーバーの振動に反応して濡れてしまう場合もありますが、そり残しが無ければ当日施術スタッフさんによるシェービングが減ったり無くなるため、余計な刺激がかからなくなり濡れる心配が減って安心です。
施術前にトイレに行っておく
施術中にトイレを我慢すると緊張してしまうため、着替える前に必ず用を済ませてから施術に入りましょう。
途中でトイレに行きたくなった場合は我慢せずスタッフさんに声をかけてガウンを着てトイレに行ってもまったく問題ありません。とにかく我慢はしないようにしましょう。
施術前にウエットティッシュで拭いておく
施術前はデリケートゾーン専用のウエットティッシュで女性器を丁寧に拭いてからベッドにあがりましょう。
においなどがふき取りで気にならなくなると安心感が出て緊張する要因が一つ減ります。
ウエットティッシュは脱毛サロンなら大抵備え付けてありますが、無い場合は自分で持参して着替えの時やトイレの後に拭くと良いでしょう。
5.濡れないためのVIO施術中の対策
VIO脱毛の施術中に濡れないように気を付ける点を具体的に見ていきましょう。
別のことを考えて意識をそらす
見られている、恥ずかしいという考えを取り払って別のことを考えて施術から意識をそらしましょう。
「終わったら何を食べようかな」、「この後、お洋服を○○のお店に見に行こう」など他の事を考えて意識をそらしましょう。
スタッフさんと会話をする
施術中はスタッフさんと何気ない会話をして意識をそらすのも良いでしょう。会話をしているとあっという間に終わってしまいます。
とはいえ、スタッフさんは仕事中であることを念頭におきつつ邪魔をしない範囲での会話を心掛けましょう。
ここまで施術中に濡れない対策をお伝えしましたが、私の場合は初回はじわっと濡れました。ですが回数を重ねて慣れると、濡れる心配も全く無くなりました。次の章で詳しく体験談をお話しますね。
6. 慣れると濡れなくなる
私の場合は初回こそシェービングのときこそじわっと濡れましたが、その後はまったく濡れることもなく終えることができました。
いま思えばシェービングの時に至近距離で見られていたため緊張したのと、電気シェーバーの細かい振動が刺激になってしまったのでしょう。
ですが濡れたのはシェービングの時だけでした。照射が始まると激痛まで行きませんが痛みが走ります。照射の度に「いち、にの、さん」、「パチッ」、「痛っ」の繰り返しですので、照射に意識が集中していて濡れるどころではありませんでした。
数回サロンに通ううちにスタッフさんとも顔見知りになりますし、施術にも慣れて緊張しなくなったのでしょう、濡れる心配は無くなりましたし、その後実際に濡れることはありませんでした。
7.VIO施術中の困りごとQ&A
Q.施術中におならが出ないか心配
A.前日の食べ物は気を付ける
施術中におならが出そうになると緊張してしまいすよね。力が入って刺激に反応しやすくなります。
おならは食べ物が大きな要因なので予約の前の日と当日はイモ類のほか繊維の多い食べ物は控えるようにしましょう。お酒の飲みすぎも胃腸を弱めてしまうためおならの原因になり兼ねません、前日や当日はできる限り控えるようにしましょう。
Q.デリケートゾーンの臭いがしないか気になる
A.施術前にウエットティッシュで拭いておきましょう。
先ほどの濡れない対策でもお伝えしましたが、着替えの段階でウエットティッシュでデリケートゾーンを拭いておけば施術中の臭いは対策ができます。
デリケートゾーンの臭いは汗や尿がムダ毛について雑菌が繁殖して臭うのも一つですが、拭いておけば施術中は無臭を保てます。
Q.施術中にトイレに行きたくなったら
A.遠慮なくスタッフさんに伝えてトイレに行きましょう。
施術中は照射をする箇所以外はタオルをかけますが、裸ですので寒くてお腹が痛くなったりすることもあるでしょう。
生理現象ですのでトイレに行きたいと伝えれば大丈夫です。
ジェルをふき取ったり、ガウンに着替えたりする時間が必要ですので、ちょっと様子がおかしいと思ったら我慢せずにまずはスタッフさんに伝えましょう。
8. まとめ
VIO脱毛で実際に濡れてしまうことはありますが、生理現象ですのでスタッフさんは同じ女性として気にしません。
対策を講じれば当日緊張も薄まって濡れる心配もなくなりますので、安心して施術を受けてくださいね。