VIO脱毛で起こりやすいトラブルの1つに「うち漏れ」があります。
打ち漏れというのは、レーザーやフラッシュを当て損ね、毛が一部分だけ固まって生えてくることを指します。
このような打ち漏れが発覚した場合、どのように対処していけばいいのでしょうか。
具体的な対処法について、この記事で詳しく見ていきましょう。
1.脱毛時の打ち漏れが起こる原因は?
まずは、脱毛時のうと漏れが起こる原因について、詳しく解説していきます。
人的ミス
VIO脱毛の打ち漏れは、ほとんどの場合「人的ミス」によるものです。
特にVIO周辺は、
・凹凸がある
・曲線になっている
という複雑な構造になっているため、脱毛器を当てるのがかなり難しいです。
照射するスタッフもそれなりの訓練を積んでいますが、人によって構造や作りが違うため、打ち漏れが起こりやすいと言えます。
浮かし漏れ
フラッシュ脱毛を行う際に多いのが、浮かし漏れです。
レーザー脱毛の場合は、肌と脱毛器が離れていても効果が出るのですが、フラッシュ脱毛の場合は肌と脱毛器を密着させなければなりません。
脱毛器を浮かしすぎてしまうと、その部分だけ効果を発揮することができず、打ち漏れに繋がってしまうのです。
2.毛が抜けない=照射漏れとは言い切れない
脱毛初心者の中には、毛が抜けないという理由で「打ち漏れだ!」と決めてつけてしまう方もいるのですが、毛が抜けないからと言って打ち漏れと判断するのは時期尚早です。
特にVIOの毛は濃くて太いため、効果が出るまでに時間がかかることもあるのです。
また、VIO周辺は色素沈着が多いため、パワーが広範囲に拡散してしまい、本来の脱毛効果を得られないこともあります。
3.VIOの打ち漏れはどう見極める?
VIOは比較的打ち漏れが起こりやすい部位ですが、パワーが広範囲に拡散しやすい部位でもあるため、すぐに「打ち漏れだ!」と判断することはできません。
打ち漏れかどうかを正しく判断するためには、脱毛後2週間様子を見てみることが大切です。
というのも、脱毛を行うと1週間から2週間前後で毛が抜け落ちてきます。
この時に、一部分だけに密集して毛が生えている場合は、打ち漏れの可能性が高いです。
なるほど、打ち漏れの可能性がある場合はサロンに相談できるものなの?
にゃ、次の章で解説するにゃ~。
4.VIOの打ち漏れが発覚した場合の対処法
脱毛サロン、クリニックの多くは、打ち漏れ箇所の再照射を無料で行っています。
ただ、打ち漏れがあったことを証明することができなければ、無料で再照射してもらえなくなってしまいます。
万が一、
「これって打ち漏れかな?」
という状態になった場合は、これから紹介する2つのことを忘れずに行っておきましょう。
写真を撮っておく
打ち漏れの可能性が高いと判断した場合、その箇所の写真を撮っておくようにしましょう。
何もせずに日数が経過してしまうと、どんどん次の毛が生えてきてしまいますので、打ち漏れをサロンやクリニックに照明することができなくなります。
このようなことを防ぐためにも、該当箇所の写真を複数枚撮影し、クリニックやサロンに提示したうえで、再照射をお願いしてみましょう。
すぐにサロンに連絡する
打ち漏れの可能性が高いと判断した場合、すぐにサロンやクリニックに連絡を入れましょう。
優良なサロンやクリニックであれば、優先的に予約を入れてくれるケースもあります。
この時に、ムダ毛処理をしてしまうと打ち漏れかどうかを判断できなくなりますので、そのままの状態でサロンに向かいましょう。
5.VIOの打ち漏れをサロン側が認めてくれない場合は?
先ほども解説したように、脱毛サロンやクリニックのほとんどは、打ち漏れの無料再照射を行ってくれます。
ただ、「無料再照射」はクリニックやサロンにとってデメリットとなりますので、中々打ち漏れだと認めてくれないケースがあるのです。
以下、サロンやクリニックが打ち漏れを認めない場合の対処法について、詳しく解説していきます。
次回照射時に剃らずに来店する
打ち漏れとクリニックやサロンが認めてくれない場合は、次回の照射時まで毛を剃らず、一部分の毛が密集した状態でサロンに行きましょう。
明らかな打ち漏れがある場合、誰が見てもわかるくらい不自然に毛が生えてきますので、クリニックやサロン側も言い逃れできない状態になるのです。
一度でもシェービングをしてしまうと、再照射の対象にならないことがありますので、違和感があるかもしれませんが絶対に剃らないようにしてください。
粘り強く再照射を依頼する
クリニックやサロン側が打ち漏れを認めてくれない場合は、若干強めに再照射を依頼してみましょう。
クリニックやサロン側が、
「打ち漏れは無料で再照射」
というルールを設けているのであれば、再照射を受ける権利があります。
・クレーマーだと思われるのは嫌だ
という気持ちはよくわかりますが、高いお金を払って施術を受けているため、絶対に妥協してはいけません。
そうね、一度相談してみると誠実に対応してくれる所がほとんどだと思うなぁ~。
相談する感じで持ちかければサロンやクリニックも出来る限りの事はやってくれるにゃ。
6.まとめ
VIO脱毛では「打ち漏れ」が起こることもあります。
VIO周辺は複雑な構造になっているため、打ち漏れが起こりやすい部位です。
このようなこともあり、ほとんどのクリニックやサロンでは、打ち漏れ箇所の無料再照射を行っています。
ただし、再照射を受けるためには「打ち漏れである」ということを証明しなければなりませんので、すぐに該当箇所の写真を取り、サロンに連絡を入れたうえで再照射を依頼してみてましょう。