VIO脱毛のデメリットとして「施術後チクチクしてかゆい」ことがよく話題になっています。
激痛ではないとしても、チクチク痛がゆいのも辛いものです。
でも、デリケートな部位だから、人前でかきむしるわけにもいきません。
チクチクを抑えたいときには、どんな対処をすればよいのでしょう?この記事ではチクチクの原因を説明し、チクチクへの対処法とチクチクしにくい脱毛法を紹介していきます。
1.VIO脱毛後のチクチクの原因
脱毛のデメリットでも「VIOがチクチクする」というのが挙げられます。
でも実は、チクチクは自己処理で起こることが多いのです。アンダーヘアを処理するとなぜチクチクかゆくなるか、それぞれの原因を見ていきましょう。
自己処理後にチクチクする原因
チクチクをもっとも感じやすいのは、カミソリでの自己処理後です。
長く育ったアンダーヘアの毛先は細くやわらかくなりますが、カミソリでシェービングすると、毛先は鋭く削られます。アンダーヘアは太く硬いため、まるで竹やりのようなとがった毛先に。
その毛が少しずつ伸びてきて、肌を刺激するのです。
デリケートゾーンの肌は薄く敏感なうえ、カミソリで肌表面を削られダメージを受けています。そこへ竹やりのような毛先でつつかれるから、チクチクと痛くなったりかゆくなったりするのです。
脱毛後にチクチクする原因
チクチクを感じにくいとされることも多いVIO脱毛ですが、「VIO脱毛後もかゆい」との口コミも少なくはありません。
あと昨日VIO脱毛行ったので伸びてきてかゆい😇
このかゆみどうしたら…— りんちゃん🐱歯列矯正中 (@rinchan_hahaha) September 5, 2021
VIO脱毛して、抜けるまでの少し毛が伸びた状態が一番かゆいな
— tamagokure (@moa45130) August 26, 2020
VIO脱毛の施術前には、事前処理としてアンダーヘアを2~3mmの長さにカットしておく必要あります。
アンダーヘアの伸び率を考えて、たいていの人が施術の数日前にカミソリや電気シェーバーで処理をしているようです。
事前処理でシェービングした毛がすべて抜け落ちれば問題ないのですが、残念ながら1回の照射では脱毛完了とはなりません。抜けずに残った毛は数日後伸びてきて、チクチクの原因となります。
つまり脱毛によるチクチクは、「脱毛のための自己処理によるチクチク」でもあるのです。
さて、このチクチクはいつまで続くのでしょうか?次に説明していきます。
2.いつまで続く?VIO脱毛後のチクチクかゆみ
自己処理後のチクチクは、3日~1週間ほどで治まることがほとんどです。
シェービングしたアンダーヘアが伸び始めてから2cmほどに育つまではガマンが必要ですが、それ以上に伸びるとだんだん気にならなくなっていきます。
ただVIO脱毛に通っている人は、施術のたびに事前処理が必要です。脱毛完了まで、定期的にチクチクと闘わないといけないのでしょうか?
これには個人差ありますが、脱毛効果の出るのが早ければチクチクとも早くお別れできます。4~6回目で効果を感じ始める人が多いようですが、残った毛が少なくやわらかくなり始めるとチクチクも少なくなるでしょう。
それでもチクチクが治まるまでに、最低3日はガマンが必要です。少しでも楽にやり過ごせるよう、対処法を次にまとめました。
3.どうすればいい?VIO処理後のチクチク対処法
VIO脱毛のあとのチクチクを和らげる方法には、次のようなものがあります。
・保湿する
・かゆみ止めの薬を塗る
・締めつけないようにする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
冷やす
VIO脱毛後のかゆみを抑えるには、かゆい場所を冷やすのが効果的です。冷たいお絞りや、タオルやガーゼで巻いた保冷材を使って冷やしてみてください。
「かゆい」という感覚は、「熱い」や「冷たい」といった強い感覚で抑制できます。ただし脱毛後の肌は熱をもちほてった状態で、あたためることは厳禁。ですから冷たいタオルや保冷材で冷やし、かゆい感覚を抑えるのがベストといえる対処法なのです。
かゆいからといって爪や指でかいてしまうと、それが刺激となりさらにかゆみが増してしまいます。肌を傷つけて毛嚢炎を起こしたり、黒ずみの原因となったりすることもありますので、絶対にかかないように我慢しましょう。
保湿する
脱毛後の肌が乾燥していることも、チクチクを感じやすい原因になっています。肌が潤いを失ってバリア機能が低下しているから、外部からの刺激を受けやすいのです。肌のバリア機能を回復させるために、保湿をしっかり行いましょう。
VIOはデリケートな部位ですから、保湿には専用のローションやクリームがおすすめです。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分を含んだものがおすすめです。
うるおいを与えるVIO専用クリームについての記事はこちら。
かゆみ止めの薬を塗る
かゆみが強いときは、かゆみ止めの薬を使ってもよいでしょう。市販薬でも『フレディ』や『フェミニーナ軟膏』などの、デリケートゾーン専用のものを使うと安心です。
どちらの薬にも下記の2つのかゆみ止め成分が配合されていて、かゆみや炎症を和らげてくれます。
・かゆみの発生を止める抗ヒスタミン作用(ジフェンヒドラミン)
ただし、何日もかゆみが治まらないときは、薬でごまかし続けるのは危険です。おかしいなと思ったら、早めに医療機関へ相談しましょう。
締めつけないようにする
きつい下着やストッキングなどで圧迫すると、毛先が肌に触れやすくチクチクを強く感じがちです。
また、窮屈な下着の中は通気性が悪くなり、デリケートゾーンが蒸れてかゆみを悪化させることもあります。
脱毛後の肌が落ち着くまでは、ゆったり大きめでやわらかく、通気性のよい下着を身に着けましょう。
ここまで、チクチクへの対処法を紹介しましたが、チクチクしないVIOの処理法があれば一番ですよね。
次は、チクチクしにくいアンダーヘアの処理法を紹介していきます。
4.チクチクしにくい電気シェーバーがおすすめ
VIO脱毛の事前処理には、電気シェーバーがおすすめです。
脱毛期間中の毛抜きやワックスの使用はNGとされていますし、そのほかの処理法ではチクチクを起こしやすいからです。
たとえばカミソリでの自己処理は、肌の表面に刃が直接当たるため肌を傷つけます。しかも毛先は鋭くとがるため、ひどいチクチクを引き起こします。
除毛クリームは、毛を溶かすほど強い薬剤です。肌への負担も大きくあり、ダメージを負った肌はチクチクを感じやすくなります。
その点、電気シェーバーは、素早く適当な長さに毛を剃れます。毛流れに添ってヘッドを動かすと、肌も傷つけず安全です。
パナソニックのVIO専用フェリエなら、アタッチメントも複数ついていて複雑なデリケートゾーンの形にも対応しており使いやすいのが特徴です。
5.まとめ
VIO脱毛後のチクチクしたかゆみは、自己処理した毛が伸びてきたときに起こります。
かゆみがつらいときは、かかずに冷やして対処しましょう。脱毛や自己処理でダメージを受けた肌はチクチクを感じやすいため、しっかり保湿をして肌を整えることも大切です。
VIO脱毛のスタートから数回はガマンが必要となりますが、脱毛効果が出始めるとチクチクやかゆみが気にならなくなる人がほとんどです。チクチクを乗り越えて、美しいVIOをめざしましょう!