前回の記事では家庭用脱毛器のメリット・デメリットについてをご紹介しました。
家庭用脱毛器は、品質の良いものを選ばないと効果がまったく実感できなかった、早々に壊れた!などの口コミもよく見かけます。
そこで、今回の記事では家庭用脱毛器を選ぶ際のポイントをしっかり解説していきます。
「家庭用脱毛器を検討しているけど、何が良いか分からない」という方は脱毛器選びで失敗しないためにもぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
1.家庭用脱毛器とは?
本題に入る前に、家庭用脱毛器の種類や特徴について簡単に説明していきます。
家庭用脱毛器には光脱毛とレーザー脱毛の2種類がありますが、家庭用脱毛器における主流は光脱毛です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
光脱毛の多くは「IPL」という脱毛方式を採用しています。機械から光を照射して毛を伝って毛根部に熱を加えて毛を生えにくく細くする作用があります。
一度の照射範囲がレーザー脱毛に比べて広いため、広範囲の照射を短い時間で行うメリットがあります。その反面、光が分散されるためレーザーに比べて脱毛効果が低い特徴があります。
レーザーが太い毛に効果が出やすい一方で、光脱毛は産毛に効果を発揮します。
レーザー脱毛は、一般的に医療脱毛で使われるものですが、家庭用脱毛器のレーザーは資格や知識がなくても誰でも安全に使える設計になっているため、クリニックのような永久脱毛を望めるものではないことは念頭に置いておきましょう。
光脱毛に比べて、小さい範囲に集中的に照射をするため効果が高いとされていますが、その反面、一般的に痛みが強いことが短所と言われています。
光脱毛もレーザー脱毛も家庭用脱毛器においては、クリニックやサロンで使用する機械に比べて出力が低いため効果は限定的であることは否めません。
どれくらい違うかというと、例えると実際のキッチンとおままごとで使うおもちゃのキッチンセットくらい違うと思っていただければイメージしやすいです。
2.家庭用脱毛器の効果は実際どう?
家庭用脱毛器の効果については、完璧に毛をなくすことを目指すと不満に思うかもしれません。
実際の使用者で効果があったと感じた人は、脱毛器を週に数回あてるのを数か月続けたら、毛が生える速度が遅くなって毎日していた自己処理が数週間に一度くらいになったという感想が多く見られます。
長くなるので詳細は別の記事で紹介しますが、つまり、家庭用脱毛器では「ムダ毛のお手入れが楽になる」程度を目指すと失敗がないということになります。
参考:エラベル
3.家庭用脱毛器のメリット・デメリット
家庭用脱毛器のメリットはなんといっても自宅で手軽に脱毛ができる点でしょう。
逆にデメリットもあって、クリニックやサロンの脱毛に比べるとやはり1回あたりの効果は弱く、その分沢山照射するなど手間もかかります。
詳しくはこちらに詳細を載せていますので、よろしければこちらの記事も読んでみてください。
⇒【家庭用脱毛器】のメリット・デメリット|注意点やおすすめの使い方
4.家庭用脱毛器を選ぶ際のポイント3つ
家庭用脱毛器を選ぶ際のポイントを主に3つご紹介していきます。
全般的に価格だけで良し悪しを判断せず、機能面も考慮しないとせっかく購入しても満足度は得られませんので要注意です。
脱毛したい部分に使えるか
基本は全身に使える脱毛器ですが、なかには顔やデリケートゾーンには使えない家庭用脱毛器もあります。
例えば、VIOをお家でケアしたい人がデリケートゾーンに使用できない脱毛器を買ってしまうと本来の目的を果たせずお金はムダになってしまいます。
また、自分はすでに例えばVIO脱毛を終えていて腕や脚などを自宅でしたいと言う方は、もちろん問題ありません。
つまり、自分が「ムダ毛を処理したい箇所に使えるか」について購入前に確認するのが大切です。
カートリッジ交換か本体交換か
脱毛器には照射できる回数の上限があって、寿命が来たら交換となります。
光やレーザーを出す部分(カートリッジ)を交換するタイプと、本体そのものを買い替えるものとの2種類があります。
カートリッジタイプの方が経済的負担は少なくなりますが、品質の低い家庭用脱毛器は照射回数の上限に達する前に壊れてしまうものもあるようです。
メーカー保証が最低1年ついているものを選びましょう。
レベルの調節があるか
徐々にレベルを上げていくのは基本なので、レベル調整がある方が使い勝手が良いです。
出力レベルが高いのを見極めるのは至難の業ですので、最大10段階だから良い、5段階だから良いと決められる訳ではありません。
ですが、ここでお伝えしたいのはレベル調整ができると、照射をする個所に合ったレベルであてられるので肌トラブルも防げますし、使いやすいということになります。
5.家庭用脱毛器の使い方
|照射する場所のムダ毛を根本から剃ります。できれば電気シェーバーの利用がおすすめです。
〇ジェルを塗布する
|機種によってはジェルをつけて照射をするものがあります。ジェル不要のものもあります。
〇照射する
|皮膚に対して平行にしっかり照射をしていきます。
〇保湿をする
|照射後は皮膚の内部が熱で乾燥しがちです。脱毛効果を上げるためにも必ずクリームなどで保湿をしましょう。
6.家庭用脱毛器の注意点
家庭用脱毛器は出力が低いとはいえ、使い方によっては火傷を起こす可能性もあることは注意をしましょう。
最初から出力をあげないのは基本です。最低レベルから徐々にレベルを上げていくようにしましょう。
そして、脱毛効果を最大限にするためにも取扱説明書どおりの使用を心掛けるようにしましょう。
7.まとめ
ここまで家庭用脱毛器の特徴や選ぶ際のポイントなどを解説してきました。
自宅で好きな時間に手軽に脱毛したい人は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。