VIO脱毛を正しく知るには、経験者に聞くのが一番。経験者を対象としたアンケートをベースに、VIO脱毛のメリットとデメリットをまとめました。
VIO脱毛にはメリットがたくさんありますが、デメリットもゼロではありません。
VIO脱毛を検討しているなら、どちらも知っておきたいものです。メリット・デメリットをきちんと知ることで、自分に合った脱毛法が選べるでしょう。
こちらの記事ではVIO脱毛経験者のアンケート結果に基づいて、VIO脱毛のメリットとデメリットをまとめました。また、Vラインの人気デザインも紹介していきます。
1.VIO脱毛とは
VIO脱毛とは、デリケートゾーンの脱毛です。VIOとは、Vライン・Iライン・Oラインの3つの部位を指します。
Vラインは、正面から見える三角ゾーン。ビキニラインとも呼ばれます。温泉や大浴場へ行ったときには、人の目に触れる部位であり、水着や下着からのはみ出しが気になる場所です。
Vラインの脱毛には、毛量を減らしたり、ショーツからはみ出にくいデザインに整えたり、ツルツルに全処理したりとさまざまな方法があります。
Iラインは、女性器の両側にあたる部分です。普段はひと目につかない場所ですが、水着や下着からのはみ出しが意外と気になるところ。ショーツからはみ出す部分だけ脱毛する人もいますし、衛生的な観念から無毛にする人もいます。
Oラインは、おしりの穴の周囲を指します。目立つ場所ではありませんが、衛生面を考えて脱毛に踏み切る人の多い部位です。
ポピュラーになりつつあるVIO脱毛ですが、施術には時間も費用もかかります。安くないお金をかけるだけのメリットはあるのでしょうか?
VIO脱毛の経験者を対象としたアンケートを参考に、検討してみましょう。
2.経験者へアンケート VIO脱毛のメリット・デメリット
経験者を対象にしたVIO脱毛のメリット・デメリットについてのアンケート調査で、次のような事柄がメリットとして挙げられました。
・自己処理が楽になった
・水着や下着のおしゃれを楽しめるようになった
・蒸れやニオイが軽減した
次にデメリットについての回答には
・施術中恥ずかしい
・脱毛の痛みが強い
などが挙げられました。
※エミナルクリニックによるアンケート調査の結果を基に、当サイト独自の切り口で紹介しています。
※VIO脱毛を経験した20~30代の女性1,053人を対象としたアンケート結果です。
アンケートの回答には出てこなかったものの、VIO脱毛にはお金や時間がかかるとの声もあります。VIO脱毛のメリットやデメリットをひとつずつ詳しく見ていきましょう。
3.VIO脱毛のメリット
生理のときの不快感が減少する
VIO脱毛経験者の50%以上が、生理時の不快感が減少したと答えました。VIO脱毛をしていると、経血がアンダーヘアについてしまってイヤな思いをすることがほとんどなくなります。憂鬱なブルーデイを、少しは快適に過ごせそうですね。
自己処理が楽になる
デリケートゾーンのケアが楽になることも、VIO脱毛のメリットのひとつに挙がりました。
VIOラインは皮膚がうすく、デリケートな部位です。特にIラインとOラインは見えにくいため、カミソリでの自己処理中に肌を傷つけてしまうリスクもあります。
頻繁にカミソリを当てることで、肌に色素沈着が起きたり、シミやくすみの原因になったりするケースも。VIO脱毛をすることで自己処理の頻度が減ると、肌に負担をかけることも少なくなりますね。
水着や下着のおしゃれを楽しめるようになる
水着姿や下着姿になったとき、アンダーヘアのはみ出しが気になってしまいませんか?
VIO脱毛していれば、そんな心配はなくなります。デリケートゾーンがすっきり整っているから、おしゃれな水着や下着を心から楽しめるでしょう。
蒸れやにおいが軽減
VIO脱毛は、デリケートゾーンの蒸れやにおい対策としてもメリットがあります。
アンダーヘアが密集したデリケートゾーンは下着の中で蒸れやすい状態。アンダーヘアについた汗と尿が混ざると雑菌が繁殖し、においや肌トラブルの原因にもなります。VIO脱毛でアンダーヘアを整えることで、蒸れやにおいを軽減できます。
さまざまなメリットのあるVIO脱毛ですが、次はデメリットを見ていきましょう。
4.VIO脱毛のデメリット
下処理でチクチクする
VIO脱毛は施術前に自分で下処理が必要です。デリケートゾーンを剃っておくのですが、下処理後に毛先が肌にあたりチクチクとかゆくなることがあります。
脱毛の回数を重ねると徐々に減ってきますが、下処理のあとのチクチク感を苦手とする人は多いようです。
施術中恥ずかしい
デリケートな部分の脱毛ですから、施術を受けるのが恥ずかしいと思われる人もいるでしょう。脱毛する部位にレーザーを照射するためには、局部に近い部分を露出することもあるからです。
でも、基本的には紙ショーツをはいて施術を受けられます。見られたくない場所を必要以上に露出しないですむように、配慮してもらえることがほとんどです。
脱毛の痛みが強い
VIOラインは他の部位よりも脱毛の痛みが強いといわれます。
VIOゾーンは神経や血管の集中する敏感な部位なので、痛みを感じやすいのです。しかもアンダーヘアは太目でしっかりしているため、照射のパワーも強めになります。
痛みを和らげるために、脱毛サロンやクリニックではそれぞれ対策を講じています。痛みを感じにくいマシンを使ったり、麻酔を使ったり。痛みの不安があるときは、サロンやクリニックに相談してみましょう。
時間とお金がかかる
VIO脱毛にどれくらいの時間がかかるかは、脱毛の方法や毛量や質によってさまざまです。
一般的には、毛量を調整には6回以上、ハイジニーナには10回以上の施術が必要とされています。施術を2カ月に1度とすると、最短でも1年以上はかかるということです。
脱毛サロンでの脱毛費用は平均すると6回の施術で約5万円、12回で12万円ほどとされています。脱毛サロンやクリニックによっては、お得なキャンペーンが開催されることもあります。
デメリットもあったVIO脱毛ですが、先述のアンケート結果では80%近くの経験者が「人にすすめたい」と答えています。VIO脱毛に踏み切るなら、Vラインのデザインを考えてみませんか?
5.【VIO脱毛】Vライン人気デザイン5選
当サイトで以前紹介したアンケートでは、一番人気のデザインはトライアングルでした。
次いで2位がハイジニーナ、3位がナチュラルとの結果です。全301人の回答者の中で、上位の3デザインを選んだのは277人(91%)でした。
4位と5位は合わせて22人(8%)と少数ではありますが、オーバルとIラインが選ばれています。
それぞれのデザインの特徴を、簡単に紹介していきます。
トライアングル
ビキニラインを小さく整えた、スタンダードな逆三角形のデザインです。水着や下着からのはみ出しを抑えつつ、自然にお手入れしたい人に人気のデザインです。
ハイジニーナ
ハイジニーナは無毛にすることです。パイパンとも呼ばれます。
アンダーヘアをすべての処理してしまうから、水着や下着からヘアがはみ出る心配はありません。生理中でもお手入れしやすい清潔感も人気となっています。
ナチュラル
「脱毛しました感」をあまり出したくない人に、おすすめのデザインはナチュラルです。全体の毛量を調整し、水着や下着からはみ出す部分だけを処理します。
オーバル
オーバルは、卵のような楕円型です。アンダーヘアの残る面積が小さめなので、小さな下着や水着でもはみ出しにくいデザイン。丸みのある女性らしい雰囲気です。
Iライン
細めの長方形に整えるのが、Iラインです。ハイジニーナには抵抗があるものの、小さめの水着や下着からのはみ出しを避けたい人に好まれています。
お気に入りのデザインが決まったら、脱毛前に自己処理でシミュレーションしてみましょう。脱毛後のイメージを体験することで、後悔のないデザイン選びができるはずです。
6.不安なことはカウンセリングで相談してみよう
VIO脱毛のメリットは理解できたけど、やっぱり「痛そうで怖い」「恥ずかしい」と思う人もいるかもしれません。
私も初めは痛みへの恐怖と恥ずかしさで、施術前は緊張していました。でも施術スタッフさんが痛くないよう、恥ずかしくないよう気遣ってくれたので、数回目にはすっかり慣れてしまいました。
痛みへの恐怖や恥ずかしい気持ちは、施術前のカウンセリング時に相談しておくことをおすすめします。
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7.まとめ
VIO脱毛には経験者でないと分からないメリットやデメリットがあります。
経験者の意見も参考にしつつ、自分にとって最適な方法をしっかり検討してくださいね。